2008年 03月 28日
愛し愛され
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3月の24日に実家で飼っているちびという犬が20歳で亡くなりました。
既に、「飼っている」とか「犬」っていう単語が私にはしっくりこないくらいに
一緒に20年暮らした家族でした。
私は、結婚してちょっと離れてしまったので
15年しか一緒にいませんでしたが。。。
ここ2.3年は
後ろ足が動かなくなったり、また復活したり
発作がおきたり、薬を飲んだり、オムツをしたり
急におじいさんになってしまって
それなりに私たちも覚悟をしてきたつもりでしたが
ついに、その日が来てしまいました。
24日は
容態が急変したと母から連絡をうけ
私が到着したのが3時ごろ、父も妹も仕事で家にいませんでした。
すでに、反応もなく呼吸するのがやっとという感じでした。
父が5時頃帰宅したあと、安心したのか
一度呼吸と心臓が止まってしまい、心臓マッサージで戻りましたが
9時頃帰るといっていた妹は、最後に会えないだろうと思っていました。
しかし、彼はそのあとも何度か呼吸がとまりながらも
まるで妹を待っているかの様にがんばり
全員がそろいみんなに見守られて、静かに息を引き取りました。
最後の最後まで、家族が大好きで
ただ純粋に、愛し愛されることのすばらしさと
命の重さ、他にも沢山の事を気付かせてくれました。
これからは、重い体がなくなって自由になれたので
私のところにも遊びにきてくれるんじゃないかと思い
ささやかな、私なりの祭壇を
一番たくさん人が集まる場所につくりました。
20年間、たくさんの想い出と愛をありがとう。
by ganz_ryoko
| 2008-03-28 23:08
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